<八西生徒>ー他国の文化を学ぶ-第2回国際理解学習会
■中国~ユー・タオさん
■スウェーデン~ダニエル・サンデーンさん
■オーストラリア~ジェシカ・マカイさん
■タイ~プラタナー・アリヤメティンさん
6月6日(金)午後、日本語文化研修生として岐阜大学で学ぶ中国、スウェーデン、オーストラリア、タイの留学生4人を招いて八幡町西中学校において国際理解学習会(異文化交流会)を開催しました。
中学生に国際理解について身近に暮らす在住外国人から学んでもらおうと呼びかけ、岐阜大学、八幡町教育委員会並びに八幡西中学校が応えていただいたことにより実現したものです。
留学生の自己紹介、3年生による「名付けられた葉」の歓迎大合唱で始まり、その後4つのグループに分かれて、留学生からの母国紹介を中心とする交流会と続きました。
生徒たちは事前学習をもとに自然や福祉、環境などの質問をしたり、自分の持っていた国に対する知識やイメージと実際との違いに驚いたり、日本での失敗談に笑ったりしながら、異文化交流を楽しみました。
留学生は、母国のプレゼンテーションを行う機会を得て、改めて国際理解・国際交流に自分の国の歴史や文化をよく知ることの大切さに気づいたと話していました。
GIFA役員からは、八幡西中学校の生徒たちの素晴らしい合唱と健やかな生徒たちの姿に感動を覚えたことを、感謝の意とともにお伝えしました。
後日送っていただいた生徒たちからの感想を紹介します。
(スエーデン班 村瀬達也くん)
一番始めに思ったことは、日本語が思った以上に上手で、楽しんで話が聞けました。また、話の中で、スウェーデンはとても税金が高く、お酒を買うのにも隣のノルウェーまで行って買っていることを聞いてびっくりしました。
主食がパンだと思っていたけれど、本当はジャガイモだと知ってまた驚いてしまいました。
異文化交流会で、他の国の文化について学べたので、これをもとに世界の国についてもっと知りたいと思いました。
(中国班 長房唯さん)
中国は国土が広いので、地方によって色々な文化や言葉・生活があるそうです。
言葉でも、日本でいう標準語や方言みたいなものがあるそうです。
他にも、プレゼンテーションを使ってユーさんの故郷の言葉や文化をわかりやすく説明して下さいました。
質問をする場では、中国のこと以外でも、丁寧に教えて下さいました。
今回の交流で思ったことは、近い国なので似ているところもあるし、違うところもたくさんあること、驚きました。
(タイ班 日置真美さん)
先日の交流会でまず思ったことは、日本語がとても上手なことです。
自己紹介では、どの方もスラスラと話され、びっくりしました。
タイについてのプリントをもらって、それを見ながら説明してくださいました。
聞いていると、タイは日本と似ているところがたくさんあって興味を持ちました。
特に心に残っているのは、家が四階建てで一部屋が二十畳ぐらいの大きさだということです。すごくひろいなぁと思いました。
この交流会でいろんな事を教えていただき、とても勉強になったし、楽しかったです。
(オーストラリア班 中島一陽くん)
ぼくは今、福祉でゴミについて調べているので、オーストラリアと日本を比べてみたいと思い、聞いてみました。オーストラリアにはゴミ箱がたくさんあるそうです。
ゴミ箱がないと、すぐに捨ててしまって地域が汚れるからだそうです。
日本とやり方は違うけど、地域をきれいにしようとしているのは同じだと思いました。福祉のいい勉強になってよかったです。
(中国班 武藤将司くん)
ユー・タオさんはとても日本語が上手く、びっくりしました。
パソコンの資料で説明してくださったり、実物を見せて下さったりして、とてもわかりやすく、楽しく交流できました。
中国では、いくつかの少数民族があって、ユー・タオさんは少数民族出身だそうです。
民族によって衣装が違い、文化も違うようです。
僕は、ユー・タオさんの説明を聞いて、僕も中国に行く機会があれば、しっかり中国のことを勉強したいです。